先生

先生、
喜んでくれて
よかったなぁ……

「優月…!!」

そんな時、
ふいに呼び止められる。

先生……?

私が振り返ると
そこには
さっき別れたはずの
先生の姿があって……

「どうかしましたか?」

私が不思議そうに聞くと

「いや…ごめん。
何でもないよ!!
本当にサンキューな!!」

そう言って
先生は職員室へと
戻って行った。

「なんだったんだろ?」


ちょっと不思議に
思いつつも
やっぱり私は
笑顔になり、
教室へと
戻って行った……

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