先生
「優月ばいばーい」
帰り道、
私は鈴と別れた後
今日の出来事を
思い返していた。
先生、
喜んでくれて
よかったなぁ……
そのことを
考えると
なんだか胸が
温かくなる気がして……
「優月おかえり〜」
あっという間に
家に着いていたんだ。
部屋に入り
制服を着替えていると
机の上に置いていた
携帯が光っていた。
「メールかな……?」
私は携帯を手に取り
開いてみると
そこには知らない
メールアドレスが
あって……
不思議に思った
私はメールの内容を
確認してみた。
「あ……」