先生

別に先生を
責めるつもりは
まったくない。
ただ……
なぜだか
わからなかった……



私を抱き締めた理由が
わからなかった……



『何で謝るんですか?』

冷静に返信したものの
心臓は
ドキドキで……

『優月が嫌がってるように見えたから…』

先生からの返信を
見た瞬間
思わずハッとなった。

< 28 / 168 >

この作品をシェア

pagetop