先生
進展
学校生活にも次第になれ
毎日充実した生活を
送っていた。
鈴とは今となっては
親友みたいなもので
いっつも一緒にいたし
唯一、何でも
話すことができる
友達だった。
そんなある日、
「優月〜先生が呼んでるよ。
職員室まで来いだって」
鈴と2人で話しているとき
クラスメイトの子に
言われた。
「げっ、私なんかしたっけ?」
「もしかしたら
怒られるかもよ〜!!
いってらっしゃーい」
そう言って鈴は
ニヤニヤしながら
私を見送った。
「本当私なんかしたっけ……」
1人、職員室に向かう
階段でも
ぶつぶつ呟いていた。
「失礼しまーす。
1年の三浦ですけど…」
私はドキドキしながら
職員室のドアを開けた。