先生

夢か
現実か
わからない……

ただ、
大好きなあなたが
私の
名前を
呼んでいる――――



「優月!!起きろ〜!!!!」



「ぎゃーっ!!!」



思わず叫んでしまった…
だって先生が…

「何叫んでんだよ。
アホか!!
チャイム鳴りましたけど?」


はぁ?
さっきまで
構ってくれなかったくせに
いきなりなんだよ。
ふざけんなよ!!


なんて思ったけど
言ったら絶対怒るので
言いませんが……


辺りを見回すと
もぅ男子の姿はなく
教室に戻ったみたいだった。


「眠い……」

無理矢理体を
おこすと
私は椅子に腰掛けた。


「早く行かないと
授業遅れますよー」


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