先生
大好きな人

眠気なんて
吹き飛んでいった……


びっくりして
目を見開く。

唇に残る
かすかな感覚が
私の頭をクラクラ
させる……



「教室戻りなさい?」



顔をあげると
そこには
にっこり微笑む
先生の姿があって……



「は、はい…」


私は素直に頷くと
おとなしく
準備室を
後にした。


先生が面白そうに
笑いながら
私を見送っていた……

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