先生
車をとめ
エンジンを切ると
先生は私に
キスをした。
優しいキスが
だんだん激しくなってきて……
私はもぅ
先生に身体をまかせる。
その時に気付いたことが
1つ。
先生の薬指には
指輪が
はめられてなかった……
「先生…!!」
思わず叫んでしまった。
「な、なんだよ…」
ちょっと
びっくりした様子の先生。
「いや…
あの…その何で?」
「はぁ?」
案の定
変な顔を
されてしまいました……
そんなとき
私はふと
あるときのメールを
思い出した……
『つらい思い
ばっかりさせてごめんな…』
『大丈夫ですよ。
私が勝手に好きになったんだし!
だけどね、
先生が指輪してるのみると
結婚してるんだなって思って
つらいなぁ……』
この時の
メールだ……