先生
あれから
2時間くらい
先生と話して
家の近くまで
送ってもらうことにした。
運転している
先生の横顔を見ていると
先生が
ふいに口を開いた。
「優月がさ、
高校行ったら
俺のこと
好きじゃなくなる気がする…」
そう言って先生は
寂しそうに笑った。
「何言ってるんですか!!
私はずっとずっと
先生大好きですから!!」
そう言うと
先生が私の頭を
ポンポンって……
なぜだか
わからないけど
涙がでそうになった……