先生

「それじゃ…
それを伝えに来た
だけだから…
お前、最終日なんだから
頑張れよ!!」




そう言って先生は

いつものように……





私の頭を撫でた。






「うん……」

私はただ
頷くことしか
出来なかった。



不安で
不安で


怖くて
怖くて








「優月、
ごめんな…」






先生…
お願い…



お願いだから…



そんな顔をして










謝らないでください……

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