水色なお姫様




「な、何?みぃねぇ?」


「あ、あのねー。みぃね。告られた。」


「ふーん。誰に?」



みぃねぇは昔っから女の子っぽくてモテる。

だからこれくらいではぜんっぜん驚かない。






「お店の常連さん。ねーどーしたらいい?」



「どーしたらいいって。みぃねぇが好きならいいんじゃない?」



「うん。そうだよね。じゃっ、断る。」


「みぃねぇがそれでいいなら良いと思うよ」


「うん。ありがとっ。凛も早く彼氏ぐらい作りなさいよっ」



といって、部屋を出ると階段を駆け下りてった。

まったく。。。
自分勝手なんだから。
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