水色なお姫様
・・・・・・・・。
ん~?
なんか眩しい。
あたしは重い瞼を開けた。
昨日のまま、あたしは今まで眠ってしまっていた。
だから、電気がつけっぱだったらしい。
ベッドから、はいだしてカーテンを開けた。
薄暗・・・
「何時?」
誰かに応答を求めるわけでもなく、自然と声になってしまった。
ケータイを開くと、
4時!!!
はやっ
と思いつつも、また寝る気にもなれず、丁度おきだした伝次郎と
散歩に行くことにした。
シャワーを浴びて、部屋着のうえにパーカーを
羽織って、スニーカーに足を突っ込んだ。
もちろん、伝次郎もついてくる。