水色なお姫様
「おはよ~」
美妃の天使の笑顔があたしを迎えた。
これだけであたしのテンションが上がってしまう。
あたしたちの学校までは20分くらいだ。
朝行った公園の前を通る。
ほんとは美妃のほうが学校に近く
公園の前を通らないで学校にいけるのだが、わざわざ迎えにきてもらっている。
あたしたちの学校は 結構偏差値の高い学校なのだが
奇跡的に中の中というあたしも入れてしまった。
ここは制服がすごく可愛い。
あたしはネクタイだけど、美妃はピンクのリボンをしている
それが似合ってしまうから天使だ。
あたしもこんな風になれたらと柄にもなく
おもってしまうほどだ。
そんなことを考えているうちに公園の前を
通りかっかった。
美妃にきいてもらおうと朝のことを話し出した。