水色なお姫様





「おはよ~」


美妃の天使の笑顔があたしを迎えた。

これだけであたしのテンションが上がってしまう。



あたしたちの学校までは20分くらいだ。

朝行った公園の前を通る。

ほんとは美妃のほうが学校に近く

公園の前を通らないで学校にいけるのだが、わざわざ迎えにきてもらっている。


あたしたちの学校は 結構偏差値の高い学校なのだが

奇跡的に中の中というあたしも入れてしまった。

ここは制服がすごく可愛い。


あたしはネクタイだけど、美妃はピンクのリボンをしている

それが似合ってしまうから天使だ。


あたしもこんな風になれたらと柄にもなく

おもってしまうほどだ。



そんなことを考えているうちに公園の前を

通りかっかった。

美妃にきいてもらおうと朝のことを話し出した。
< 22 / 134 >

この作品をシェア

pagetop