水色なお姫様

帰り道



あたしたち二人はとぼとぼと歩き出した


「ねぇ さっきなんかあった?」

いきなり聞かれたあたしはビックリした 

「なんで?」

「ん?いつもより女の子に見えた」

「は?あたし女ですよ。美妃姫。」

「知ってるぅ。でも何かちがかった」

「ふーん。気のせいじゃん?」

「そぉかな?」


< 5 / 134 >

この作品をシェア

pagetop