水色なお姫様
3人目
ペロペロ・・
なんだか顔がくすぐったい。
うっすらと目を開けると目の前に伝次郎の顔があった。
「ふぇ~」
ビックリして変な声が出た。
体を起こすと、伝次郎が何かを訴えている
「キャンキャン、キャン」
くるくると回って、ドアの前にいる。
ねむ・・・。
時計を見ると、
「4じぃぃ」
はやっ。
でも、伝次郎はあたしのことなんか無視でドアの前にいる。
あたしは、何を訴えているのか一生懸命考えた。
「あっ」