水色なお姫様


カランカラン

軽快な音と共に店内に入った。

ここは、軽食屋さんでみぃねぇが営んでいる。

みぃねぇは23歳でしっかりものだ

あたしと違ってひねくれていない。




美妃はすたすたと店内を進み、

みぃねぇを探していた。

みぃねぇはあたしたちを見つけたらしく

厨房から出てきた。



「あ~、美妃ちゃん☆、いらっしゃい。」

「みぃねぇ。」


ウキウキの美妃はエプロン姿のみぃねぇに抱きついていた。


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