ときどき阿修羅!!
「この子、唯ちゃん。タマキの弟子になりたいんだって」
リセさんの紹介を受けて、私は90度に腰を折った。
「始めまして!! 立野唯って言います。
唯は、『あなたの唯一』の唯です!」
「弟子……?
唯ちゃん、弟子になりたいの?」
唯ちゃん!!
ちゃん付け!!
タマキさんにちゃん付けされちゃった!
ちゃん付けってことは、アレだよね。
付き合ってくださいの略語だよね!?
「はい!」
私は、顔を上げながら、肯定の返事をした。
もちろん、喜んで!!
はうぅぅぅ。
困った顔も、ス、テ、キ。
って、困った顔……?
「唯ちゃん、本気?」
「めちゃめちゃ本気です!」
極道の妻になる覚悟は、とうに決めました!
「唯ちゃん、ね?
この道って、たぶん唯ちゃんが想像してるより、よっぽど厳しいよ」
タマキさんは、寝ぼけた顔から一変、険しい表情で私を見上げる。
この道――極道、ですよね?
「簡単に稼げる世界じゃないんだ」
タマキさんと私の子供を抱く為なら、頬に縫い痕がある敵のタマ、とっちゃるけんのぉ!
「覚悟はできてます」
「貧乏、我慢できる?」
貧乏……?
あれ? 極道の世界って、そんなに景気悪かったの?
「は、はい」
って……なんかイメージが……。
リセさんの紹介を受けて、私は90度に腰を折った。
「始めまして!! 立野唯って言います。
唯は、『あなたの唯一』の唯です!」
「弟子……?
唯ちゃん、弟子になりたいの?」
唯ちゃん!!
ちゃん付け!!
タマキさんにちゃん付けされちゃった!
ちゃん付けってことは、アレだよね。
付き合ってくださいの略語だよね!?
「はい!」
私は、顔を上げながら、肯定の返事をした。
もちろん、喜んで!!
はうぅぅぅ。
困った顔も、ス、テ、キ。
って、困った顔……?
「唯ちゃん、本気?」
「めちゃめちゃ本気です!」
極道の妻になる覚悟は、とうに決めました!
「唯ちゃん、ね?
この道って、たぶん唯ちゃんが想像してるより、よっぽど厳しいよ」
タマキさんは、寝ぼけた顔から一変、険しい表情で私を見上げる。
この道――極道、ですよね?
「簡単に稼げる世界じゃないんだ」
タマキさんと私の子供を抱く為なら、頬に縫い痕がある敵のタマ、とっちゃるけんのぉ!
「覚悟はできてます」
「貧乏、我慢できる?」
貧乏……?
あれ? 極道の世界って、そんなに景気悪かったの?
「は、はい」
って……なんかイメージが……。