ときどき阿修羅!!
「あー、あー、うっせ」
タマキさんは、心底嫌そうに眉根を寄せる。
うっせ、って!!
「タマキ、何やってんだよ!!」
「見りゃぁ、わかんだろ。
簀巻の代わり」
「簀巻って……!!
女の子の服斬るなんてどうかしてるぞ!!」
縦に真っ二つに切れたタンクトッブとブラが、蒸し暑い風に揺れる。
「ああぁぁぁぁ!」
私は慌てて切れたタンクトッブの両端を正面で合わせてその場に座り込んだ。
「ぁあ?
……女の子、ねえ」
タマキさんは、フンと鼻を鳴らし、両腕で隠している私の胸元に無遠慮に視線を落とす。
「まな板」
「な! なななな……」
声にならない声が口から飛び出す。
「じゃあ、洗濯板」
板から離れろ!
「タマキ! 唯ちゃんに失礼だろ!
唯ちゃんだって、好きで微胸なわけじゃないんだろうし!!」
微っていうな、微って!!
リセさんまで……。
「ハ! こんなチンクシャだったら、新宿2丁目の夜の蛾のほうがよっぽど勃つ」
チ、チンクシャ!?
……ってどういう意味?
タマキさんは、心底嫌そうに眉根を寄せる。
うっせ、って!!
「タマキ、何やってんだよ!!」
「見りゃぁ、わかんだろ。
簀巻の代わり」
「簀巻って……!!
女の子の服斬るなんてどうかしてるぞ!!」
縦に真っ二つに切れたタンクトッブとブラが、蒸し暑い風に揺れる。
「ああぁぁぁぁ!」
私は慌てて切れたタンクトッブの両端を正面で合わせてその場に座り込んだ。
「ぁあ?
……女の子、ねえ」
タマキさんは、フンと鼻を鳴らし、両腕で隠している私の胸元に無遠慮に視線を落とす。
「まな板」
「な! なななな……」
声にならない声が口から飛び出す。
「じゃあ、洗濯板」
板から離れろ!
「タマキ! 唯ちゃんに失礼だろ!
唯ちゃんだって、好きで微胸なわけじゃないんだろうし!!」
微っていうな、微って!!
リセさんまで……。
「ハ! こんなチンクシャだったら、新宿2丁目の夜の蛾のほうがよっぽど勃つ」
チ、チンクシャ!?
……ってどういう意味?