ノンフィクション・実話
完
彩牙/著
- 作品番号
- 233296
- 最終更新
- 2010/07/08
- 総文字数
- 115,452
- ページ数
- 476ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 75,954
- いいね数
- 0
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大人なんて大嫌い。
なのに、ね。
東 和奏(12歳)
中学1年吹奏楽部
《家族なんてくだらない》
山瀬 啓太(30歳)
中学校音楽教諭
吹奏楽部顧問
3年B組担任
《昔はそう思ってました》
素直にならない声の代わりに
音色と
ノートへの言葉で
私は伝えられた。
思春期の少女の複雑な気持ち。
大人って何?
過去の傷跡?
向かうのは、未来。
音楽と傷跡と
僕らが織り成した物語。
3月25日~8月26日
28日『謝辞』追加
※レビュー感謝など挨拶です
…感動的な結末じゃない。
現実はこんなもん。
…けど、悪くないかな。
目次
-
序曲‐手紙‐
-
奏者
-
leggiero
-
animato
-
-
楽譜
-
espressivo
-
dolce
-
-
指揮者
-
maestoso
-
stringendo
-
concours
-
-
五線譜
-
risoluto
-
allardando
-
-
grazioso
-
Presto
-
部活ノート
-
poco a poco
-
horn
-
cantabile
-
note
-
-
進路
-
記憶の音色
-
準備
-
ひねくれた素直さ
-
最後の合奏
-
2つのお願い+
-
-
終わりとはじまり
-
1年A組
-
吹奏楽部
-
山瀬啓太
-
海の学校
-
-
刹那
-
あとがき
-
おまけ
-
謝辞
-
この作品のレビュー
2009/08/26 19:25
投稿者:
相楽
さん
悔しいくらい、貴方は幸せそうで涙が出た。
ただ甘々で、 先生はアタシを好きになって、 目を盗んでキスしたり? ありがちな「先生×」… …そんな夢、この作品の前にはあまりにも安っぽすぎる。 重く、軽く、 優しく、哀しい―…… ゆらゆら、揺れる波のような日常を腹の中に溜めて生きる和奏。 すきなんだ。 だいきらいなのに。 優しい音が聞こえる。 その音楽と、その空間を愛した作者にしか書けない世界観。 臨場感たっぷりの合奏シーンには拍手。 読み終わっても本棚に入れておきたい、素敵な“楽譜”。
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