万華鏡
さよならの時間が近付く度
時計の針を止めたくなる
腕時計が壊れたあなた
時計を見るフリして
ほんとは少しだけ
時間を巻き戻してるあたし秘密
終電に乗せない優しさ
振り返ればまだある笑顔
揺れる手のひら
名残惜しいのは2人一緒だね
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むかーしむかし、あるところに
それはそれはかわいい女の子がいたんだって。
女の子は何かもらうと、「ありがとう」と
天使のような笑みを見せたんだって。
その笑顔が見たくて、おとなは何でも
その女の子に与えたんだって。
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野いちご10周年記念の限定小説です。
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5月30日(火)に野いちご10周年ページにて
発表予定です。
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