ふ しあわせの手紙
「はるなちゃん、どうしたの?」

引き出しを眺めながらつっ立っている私を不思議に思って、ゆきちゃんとななちゃんが近寄ってきた。

「んーん。何でもないよ。」

出来るだけ明るく返す。


犯人の目処は立っている。

はぁ…。

小学一年生がため息をもらす姿は、爽やかな朝には不釣り合いだった。

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