ふ しあわせの手紙
「しゅんすけくんが転校するんだってー!」
たくやくんが大声で叫ぶ。
「えー!!!」
クラス中が一気に騒ぎだす。
話題の中心人物は教室に居ない。
「しゅんすけくん、どこ行っちゃうの?」
「嫌だー。」
「どこで聞いたん?」
男子も女子も騒いでいる。
たくやくんによると、
職員室で先生としゅんすけくんが話しているのを聞いて、急いで教室に伝えに来てくれたのだと言う。
「本当なのかな?」
「寂しくなるね。」
ゆきちゃんとななちゃんが寂しそうに話している中、私は少しホッとしていた。
しゅんすけくんに意地悪されることは無くなるんだ。
そう思うと同級生が転校する寂しさより、安心感の方が大きかった。
たくやくんが大声で叫ぶ。
「えー!!!」
クラス中が一気に騒ぎだす。
話題の中心人物は教室に居ない。
「しゅんすけくん、どこ行っちゃうの?」
「嫌だー。」
「どこで聞いたん?」
男子も女子も騒いでいる。
たくやくんによると、
職員室で先生としゅんすけくんが話しているのを聞いて、急いで教室に伝えに来てくれたのだと言う。
「本当なのかな?」
「寂しくなるね。」
ゆきちゃんとななちゃんが寂しそうに話している中、私は少しホッとしていた。
しゅんすけくんに意地悪されることは無くなるんだ。
そう思うと同級生が転校する寂しさより、安心感の方が大きかった。