ふ しあわせの手紙
俊介の綺麗な字が瞳に映る。
涙のせいで字が歪んで、うまく脳まで伝わらない。
手紙を握り締めて、タクシーで俊介の元へ引き返す。
タクシーの中、涙が零れ落ちる。
はやく、はやく、はやく
俊介のマンションまでは、そんなに長くない距離。
それが無性に長く感じた。
涙のせいで字が歪んで、うまく脳まで伝わらない。
手紙を握り締めて、タクシーで俊介の元へ引き返す。
タクシーの中、涙が零れ落ちる。
はやく、はやく、はやく
俊介のマンションまでは、そんなに長くない距離。
それが無性に長く感じた。