ロマンの王様
龍…かっこいい。
顔が整っていて…いい!!
私の…好きな人だし??
「お前は??」
「な、何がですか??」
「は??名前だし」
「あぁ!!
早乙女愛花…です」
すると、龍はニヤッと笑って、
「可愛い名前じゃん、愛花」
キューーン。
私、完全に好きになってしまった。
「何??見つめすぎなんだけど」
「あ!!ご、ごめんなさい…」
ついつい見つめてしまった。
急に恥ずかしくなる。
そして、不意に何かが頬に触れる。
「へっ…!?」
「熱いな。愛花、俺に惚れた??」
ニヤニヤしながら私に近寄る。