俺だけの愛しい妹

そのあとも、色々乗った。

絶叫系から、癒し系(?)まで。

楽しくて、本当に幸せな時間だった。

「もうそろそろ閉園だねぇ。最後のシメどうする??」

芽衣ちゃんの問いかけに、みんな考えた。

どうしよっかなぁ……


「あれは?なんかありきたりだけど」

そう言って森下がさしたのは、観覧車。

確かに、なんかありきたり。

でも、どれも乗りつくして、乗ってないものといえば、観覧車くらい。

しかも、いい感じの雰囲気の高さだし。


「あたしは、全然OK」

「あたしも」

皆賛成し、最後のシメは観覧車になった。


乗るペアは、

森下と芽衣ちゃん

あたしと、田口

てか、なんで男子とのらないといけないの??

まぁ、男同士で乗るのも変だけど……


なんか別のドキドキを抱えながら、あたしたちは観覧車に乗った。


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