俺だけの愛しい妹

どれくらい時間が経っただろうか。

脱ぎ散らかされた服。

気絶しているのか、寝ているのか、横で目を閉じている結菜。

その結菜の頬に手を添えた。

俺だけしか触らせない。


もう、全てを壊してしまった。

ならば、もう考えるな。

やりたいことをやればいい。

めっちゃくちゃに、壊れるとこまで壊してやる。

狂わせてやるよ、結菜。



「ん……」

目を開く結菜。

「起きた?」

俺は問いかけた。

「ここ、は……?」

状況理解していないのか、ただ呆然とする結菜。

結菜の体に縛られたヒモ。

拘束された手足。

「おにい、ちゃん?」

涙目で訴えている。

ごめんね。

でも、こうするしかないんだよ。結菜。

愛しいからこそする行為なんだ。

だから、許してね……


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