魔王えの道
『え?…もしかしてルイス?』
光の中からあらわれたのは一人の青年だった
「僕以外誰がいるわけ?」
呆れたような顔をしているルイスをまじまじとみて思った
美少年は大きくなっても美人さん
「元の姿にお戻りになられたのですね」
微笑ましそうにルイスを眺めるルウ
「ふん!元に戻っても私には勝てまい!」
ゴォッ
火の玉がルイスにむかって飛んでくるがその場から動くきはなかった
「こんな炎僕にきくわけないよ」
ゴゥッッ!
ウィルの炎とは違う黒い炎をだし相手の炎を包みこんでしまった
「ななッ!何故だ!おまえにはそんな炎出せなかったはずだ!」
何を驚いているのかマリアにはわからなかったが、ルイスが強いことは十分にわかった
「多分マリアが触れたことで封印が解けたからね…この玉は時期魔王にしか説けない封印が施されていたし」
『そうなの?全然知らなかったやぁ…』
あははッと笑い飛ばしておいたけどルウはこれまた目を開けて固まっていた
「てかもう面倒だからウィルさっさと消えて」
ウィルの炎をも包み込んだ黒い炎を投げつけると、避ける間もなく、叫ぶ間もなくウィルは焼かれ消えていってしまった
『うわ…容赦ないねルイス』
「あんな奴に容赦なんていらないでしょ?それよりルウ早く戻って来なよ」
いまだに固まっているルウの顔を叩くルイス
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