魔王えの道

町に入ったマリアは珍しい建物やものに目を輝かせ散策していた







『火の国はああだったからなんか新鮮だね?ルイス!』







後ろを振り返ったが…ルイスはそこにいなく、そこで初めて自分が迷子であることに気付いた








『…絶対ルイスに怒られるよねι』







グチグチ言うルイスを思い浮べながら苦笑いする
まあ…走って行った私に非があるからなにもいえないんだけどね






そう思いながらも散策することをやめようとしないマリアは図太い気がする







『にしても…結構大きな町だよね』







湖の周りにある国だと聞いたときは小さい民家が並んでいるのかと思っていたけど町並みは火の国と似ているし…火の国よりも大きくて発展していると思う
まあ、あんなことがあったから違いがでていてもしょうがないとは思うけどね







苦笑いをこぼすと、再度足を動かしはじめた







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