§作品に対して§
強烈なインパクトの作品ではありません。短いページ数がそうさせているのかもしれませんが、淡く流れる様なイメージです。
短編とは簡単な様にして、実は難しい物。
ですが、要点とメッセージ性さえ掴めれば、長編の様に薄まる事もなく、今作の様な良作が出来るのだと気付かされます。
§作者サンに対して§
今作に、作者サンがどの様な視線で挑まれたのかは解りません。
……ご自身が経験された事なのか……
……知り合いの方が経験された事なのか……
どちらにせよ、しっかり伝わってくるのは、作者サン独自の視線で送られる、「生」の大切さ。
その向き合い方に共感できます。
評価は星5つ。
出来れば長編でも読んでみたいという感じですが、それが減点するまでには至りません。
とても読みやすいですよ。
みなさんも是非。