小さな恋物語
☆愛羅 story



昨日、夏くんが言った遊びに行く話は、夢じゃなかった。





姫に聞いたら、





「昨日、私たちの部屋に来たよ。で、その話された。」



って。





「姫、来るでしょ?」

「行っていいの?」

「うん!!ってか、来て!!夏くんと2人は心臓が…」

「わかった。」





よし!!




姫たちがいるけど、初めて夏くんと遊びに行くし!!




気合い入れるぞ!!




時間がたつのははやいもので…




もう、当日の朝。





前日は、ただドキドキしてただけでしたね…。





「愛羅ー?時間だよ。姫たち待ってるし、行こ?」

「うん♪」





今日は、ちょっとオシャレしてみました。





夏くん、どう思ってるかな?




「あ、姫ー!!圭くんー!!お待たせ♪」

「待ってないよ♪じゃ、行こっか。」




歩いてる途中、姫が


「愛羅、今日いつもよりかわいいじゃん。」


って言ってくれた。





「えへへ。今日は、気合い入れてきたよ♪」

「なんだ。夏の好きな人、気にして落ちてるかと思った。」

「愛羅、完全復活☆がんばることに決めたんだ!」

「そっか。がんばれ♪」





姫ー!!姫の友情に泣きそうだよー!





よし!!




「あ、夏くん!!」





いっぱい話しかけるぞ!





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