生徒会長とゆかいな仲間達
「そうだそうだ!!忘れてた!!佐久良、御嶽。二人にミッションだ。」
その場はピタッと落ち着き、三人がいっせいに美宇宙の方を向く。
「「ミッション?」」
和来と隆は声を揃えて言った。
そんな二人を見て、いつもの勝ち気な笑顔で続ける美宇宙。
「うむ。お前ら、ここに来る途中、いかにも不良そうな目つきの悪いヤツと会わなかったか?」
「目つきが悪い………?………あぁ…………戸塚の事ですか?」
隆が久しぶりに『イナバウアー』を思い出したおじさんみたいに言った。
「?。知ってるのか?」
「いや、知ってるも何もクラスメートっすから。」
美宇宙の質問になぜか先輩に話すように答える和来。

< 11 / 102 >

この作品をシェア

pagetop