生徒会長とゆかいな仲間達
「はぁ……ぅはぁ……はぁ………てめぇら…何がしたい……。」
とうとう体力の限界がきた雄大。
たどり着いたのは中庭。
「はぁはぁはぁはぁ……………雄大、歩くの速いね。そんな脚の持ち主の君に生徒会に入ることをオススメする。」
息を落ち着けて、また表情一つ変えないで長々と話し出した隆。
「そうだぞ!!体力が有り余っているなら、生徒会で発散しようではないか!!」
いかにも体力馬鹿っぽい和来が言う。
おーい…………。
君ら本当にマジでウザイよ?
自分がつくづくついてない人間だと知った雄大は、急に空を見上げた。
空って広いんだ……。
とうとう壊れた雄大。
キーンコーンカーン……。
そして結局弁当が食べれず、体力を消耗しただけで昼休みが終わっていった。