生徒会長とゆかいな仲間達
「なぁなぁ。本当にいいのか?」
「あ゙ぁ゙!?」
体育館裏。よくあるパターンのサボり方をする俺……と俺の唯一の友達らしき存在の細田(下の名前は覚えてない)。
「だぁかぁらぁ、本当に生徒会室に行かなくてい「死にさらせ。」」
俺は聞きたくない生徒会の話をされて軽くキレた。
細田は何気に侮れない。
「そのうち放送かなんかで呼び出され………」

ぴんぽんぱんぽーん。

「ほら。」
細田がいつもののほほんとした、イライラする顔で言う。
「はっ?まだ決まって……」
『あーあー……生徒会だ。2−B戸塚雄大。至急生徒会室。』
伝説の声が響く。
『早く来いです。でないと一分ごとにお前のう●こ的恥ずかし〜い歴史を放送で流してやるです。』
森園ぉぉぉぉぉおお!!!!!!

俺は細田を残して走り出した。

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