生徒会長とゆかいな仲間達



次の日。
雄大は不思議な声に起こされた。
「おい。起きろ戸塚!」
「………………………………………………は?」
目を開けた雄大の1番最初に見たもの。それは……
「………仙道寺美宇宙?」
そう。聖良学園生徒会、会長の仙道寺美宇宙がそこにいた。
「君はまだ寝ているのか。だから遅刻常習犯のブラックリストにのる羽目になるのだ。」

あ?
そんなことどうでもいい………。
なんでてめぇがここにいる!?

「まぁあれだな。身を守ってもらう立場として、朝起こしに来てやるってのも別にいいがな。」
「………は?」
まだ開ききってない目を擦り、まだ状況がつかめない雄大。
「とりあえず起きろ。私が朝会に遅れるだろう。」
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