生徒会長とゆかいな仲間達
「おうおうおうおう。会長さんよぉ……。なめたまねしてんじゃねぇぞ、ごらぁ……。」
イライラメーターMAXで俺は伝説を覗き込んだ。
しかし動じない伝説。

「ふっ。」

くそっ!?コイツ笑いやがった。
おいコラ!!?
「ぬぅぅわぁぁあにぐわぁぁ“ふっ”だテメェ!!!!?」
後ろにはんにゃでもいそうな勢いでキレた俺。(自分としてはさわやかに笑ってるつもり。)
「すまんな……。君の気分を害したのなら謝る。しかしこれは良い意味で笑っているのだ。」

コイツ………伝説と呼ばれるだけはある…………………。
普通とは思考が掛け離れすぎている!!!!
俺の野性の本能が叫ぶ、『コイツに近づくとろくなことねぇぞ!!』と。

俺が後ずさっていると、
「私は待っていたと言ったではないか。君こそを待っていたんだ。そのいかにもって感じの目。ガラの悪さ。」
「ガっ……。」
褒めてんのか!?けなしてんのか!?
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