生徒会長とゆかいな仲間達
「ん?……あぁ………こりゃ駄目だね………。」
あははっと言いながら細田は言う。

☆☆☆☆☆

お前ら馬鹿じゃん。

☆☆☆☆☆

以上。
紙に書いてあった内容。
いかにも三人が嫌いそうな内容である。

これもあれか!?
本条とかいう野郎か!!?
………ぶっ殺す。

雄大はその紙をぐしゃっと潰し、地面に叩きつけた。
伊吹はその紙にたまたまあったハサミ(伊吹はいつどんなときでも、凶器の一つ二つは持っています。)を投げて刺した。そして、最後の一撃といわんばかりに踏み付けた。
隆は伊吹が刺したハサミごと、その紙を土で綺麗に埋めた。
そして、伊吹はいつもと違う暗く重い声をだした。
「私はこれを生徒会への挑戦状と解釈するです。」
「同感。」
「俺は個人のプライドを傷つけられたぜ…………………。」
初めて三人の心が一つになった。


ぶっ殺す。


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