生徒会長とゆかいな仲間達

そうやって三人が心を通わせていると、欝陶しいヤツが来た。
「ぃやっほほーい！！！みんな元気ぃ？？」
そう。和来と美宇宙が校長のもとから帰って来たのだ。
そんなうざい和来に対して、イライラしている三人は一斉にギロッと和来を睨む。
「あっあれぇ？？？せっ仙道寺………これはどういうことかなぁ？？かな？」
「む。無理はない。お前のうざさにみんな呆れておるのだ。」
美宇宙が全然違う解釈をする。
でも、みんながみんな言い返す余裕がないくらいにムカついてて、一気に空気は重くなった。
「で、どうしたんだ？みんな。」
空気を直そうと、美宇宙が言う。
「会長………これなんですよ……。」
誰も話さないので、代表して細田が紙を渡した。