生徒会長とゆかいな仲間達
「分かったか。俺じゃなくててめぇの頭がおかしいんだよ。」
雄大がとどめの一撃。
美宇宙は音で表すと『ガーーーーン』という音が出そうなぐらい、衝撃をうけた顔をしていた。
「そんな……馬鹿な…。戸塚よりおかしいだと?………ありえん。」

そこか!!!??

雄大は美宇宙のおめでたい思考回路に目眩がしてしまった。
「仙道寺……違うよ。」
和来の静かなツッコミ。
「え!?私が違うのか!!?」
「「「はい。」」」
生徒会の三人が声を合わせて言った。
美宇宙は生徒会室の中で一人だけういていることに気付かず、いつまでも悩んでいたのだった。



−数分後−
「とりあえず、殴り込みに行く。」
「何がとりあえずなんだ!?」
「ちょっと黙れ戸塚。殴り込みと言っても、オブラートに包んで言えば宣戦布告だ。」
「宣戦布告ですか?」
美宇宙の言葉に伊吹が言う。
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