生徒会長とゆかいな仲間達

みんなが『この馬鹿の話は聞いたって、どうせどうでもいい無駄話だけだろう』と思ってて、今、まさかの普通の意見にびっくりして、口が開いている。
和来はもちろん『ｷﾝｸﾞ ｵﾌﾞ ＫＹ』なので、みんなの反応には気付きもしない。
「和来………頭打った？」
「えっ？何隆！？」
「何か悩みがあるですか？」
「もっ森園まで！！？」
「誰かに追い詰められてんのか？」
「ちょっ！？なんで雄大優しいの！？気持ち悪いよ！！！？」
雄大まで和来の心配をした。
和来は意味が分からず、焦っている。
そして、最後に美宇宙。
「佐久良……。私でよければ相談にのるぞ？」
「お前らなんなんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！？」
和来はさすがに自分が馬鹿にされていることが分かったようで、とうとう佐久良山が噴火したようだ。