年下彼女。
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チャイムが鳴った。
ベットに寝転がっていた亜姫は、顔を上げる。
立ち上がって玄関に向かった。
休日の午前10時。
こんな朝っぱらから誰だろう??
ドアを開ける。
「・・・えと・・・伊戸田・・・亜姫ちゃん??」
目の前にいたのは、どこか見たことがある男の人。
えと・・・確か・・・。
「俺、溝端睦月。
ほら・・・この間結婚式挙げた・・・」
あっと小さく声を漏らした。
思い出した。
この間、結婚式を挙げた人。
巧と初めて会った・・・あの会場の主催者。
「えと・・・父なら、会社にいますが・・・??」