年下彼女。
だけど・・・亜姫の優しさには応えられない。
俺は嫌われたほうがいい。
俺は、亜姫と一緒にいれる資格さえ、ないヤツだ。
「・・・どんな俺でも受け入れてくれるって・・・??」
俺は、亜姫の上半身を机に倒した。
そして、その上にかぶさるようにして、彼女の顔を見る。
亜姫の顔は、真っ赤になっていた。
「巧・・・??」
「お前、今、どんな俺でも受け入れてくれるって言ったよな」
俺なんか、嫌いになればいい。
顔も見たくないほどに。
大っ嫌いだと、心のそこから叫べるぐらいに。
俺を、嫌いになればいい。