年下彼女。







実咲に会ったのは、俺が24の時。






俺はその時はまだまだ、新米の教師だった。

今だって、ベテランとは言い難いけど。




実咲は俺よりひとつ年上で。

本当に面倒見のいいヤツだった。


生徒に対しても、他の先生に対しても。





「むこうは俺のこと、なんとも思ってなかったらしいんだけど。

俺の片思いね。

すっげぇ緊張しながら告白して・・・。



一回、ふられたけど、二回目告白した時、ようやくOKもらったんだ」





< 132 / 252 >

この作品をシェア

pagetop