年下彼女。

4







“おせっかいなことして・・・ごめんね”






あの後亜姫は、帰り際にそう言った。






“でもあたしは・・・実咲さんはそう思ってると思ったから”







ありがとな。

そう呟いて、俺は亜姫に微笑みかけた。



玄関のドアが閉まる音が、部屋にやけに大きく響いた気がした。






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