年下彼女。




「あ・・・当たり前じゃん!!
唇ふさがれてんだから!!」



「お前なー・・・人間は鼻でも呼吸できんだよ」



そう言われて、ようやく亜姫は気づいたらしい。


バカッと、俺の胸をもう一度、今度はグーで叩いた。



うっ・・・心臓が止まりそう。




「まぁ・・・お前、初心者だしね」



俺はそう言ってから、にっと笑った。




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