年下彼女。
「巧・・・なんで最近あたしを無視するの・・・??おかしいよ、最近・・・」
「おかしくねぇよ」
俺は、亜紀の手を振り払う。
歩こうとした俺の前に、亜姫が立ちはだかった。
「おかしい・・・!!絶対!!
夏休みが終わって、始業式の日からずっと・・・」
「しつけぇんだよ」
俺はじっと亜姫を見る。
亜姫の身長は、158㌢。
それに比べ俺に身長は182㌢。
頭一個分の高さから、彼女を見下ろす。
さすがの亜姫も、少しだけ後退した。