年下彼女。
「あー・・・そこはな・・・」
俺が解説をしようと瞬間、その女子は「あ、先生!!」と声を張り上げた。
そして、俺の着ているパーカーのフードを触った。
派手派手しいネイルをした、丸い手で。
「フード、変になってるよ・・・??」
そして直したかと思うと、上目遣いで俺をじっと見てくる。
・・・おいおい。
勉強習うつもり、あんのかよ?!
俺は、完全に引きつった笑みを浮かべた。
あれ??てか、ここキャバクラだっけ??
「ねぇねぇ先生・・・」
女子が俺にさらに顔を近づけようとしたときだった。