年下彼女。




校長の目を見た。


校長は、目の前の机に置かれている写真に、目を移した。







俺は校長室にいた。

正確に言うと・・・校長室に呼ばれた。







「君は、2年2組の伊戸田亜姫と・・・そういう特別な関係にあるのかね」









俺は頷いた。

もう、嘘はつきたくない。



目の前の校長が、薄くなった頭を、抱え込んだ。




< 210 / 252 >

この作品をシェア

pagetop