年下彼女。
目の前にいたのは・・・この間、結婚式場でぶつかった少女だった。
「お前、この学校の生徒だったのかよ!!!!!」
「そうだよ。でも巧はあたしのこと知らなくて当然。だって、あたしのクラスは、数学、永田先生だし」
そう言って、にっと笑う。
彼女の笑った口の端から、八重歯がちらりと見えた。
「永田先生ってことは・・・お前、中二?!?!」
「そうだけど」
てっきり、高校生くらいかと思っていた。
結構中学生にしては大人っぽい顔立ちだし。
・・・てか!!