年下彼女。














「亜姫ー?!
ちょっとさぁ、ここ教えてよ!!

意味わかんないんだけど!!」



洋子の、悲痛な叫び声がする。

あたしはそんな洋子を見て笑った。





あたし達はもうすぐ受験だ。

本番まで、あと、5ヶ月。


クラス中の雰囲気がぴりぴりとしていた。





「ごめん!!
今日、お父さんに早く帰れっていわれてんだぁ!!明日ね!!」







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