年下彼女。
「世界って狭っ!!!」
「だよね。あたしもそう思った」
そういえば、確かに式場で彼女が着ていたセーラー服は、ここの中学のものだった。
俺としたことが!!
気がつかなかった!!
「あ、ちなみにあたしは伊戸田亜姫!!3組の!!」
そう言って、彼女はにっこり微笑む。
い・・・伊戸田って・・・。
「まさか・・・イトダエンジニアリングの令嬢・・・??」
「あったりー!!」
だから、睦月の結構式にいたのか。
だよな・・・金持ちじゃねぇと、いるわけないよな・・・。