年下彼女。
「琴音さ、俺も一ヶ月前に久々に会ったんだけど、すっげぇ変わったよ。
前はツンツンしてたけど、今は柔らかくなってる。
俺や天音さんや・・・お前にも、本当にすまなかったって今は思ってるって」
本当にすまなかった・・・か。
「再会して一ヶ月で結婚かよ」
「そこ、突っ込んでくると思った」
今度は二人して笑う。
俺は眩しい空を見上げた。
みんな、どんどんと幸せを掴んでいく。
でも俺は・・・・・。
「巧」